取材日記

日本的な・・・ 8 仏の顔

坂の表情にも日本的匂いが色濃く漂います。そしてたいていの急坂の途中には祠や地蔵尊などの石仏がまつられていたりします。坂を登攀する労苦をねぎらいためだったのでしょうか。あるいは、がけ崩れなどの不慮の事故に見舞われたへの慰霊なのでしょうか。


  鎌倉極楽寺坂

極楽寺坂の途中に紫陽花寺で有名な成就院があります。墓地が道路のきわまで迫っていて、道路に面した際に石仏が数体、ちっまりとすわっていらっしゃいます。刻まれた年代が古い割には、きれいなお顔です。このあたりの石仏でこのようにきれいに残っているのはきわめてめずらしいことです。といいますのも、この土地の石材は風化によってもろく崩れるという特徴をもっています。そのために、石仏に限らず、石材をとかった塀にしろ石畳にしろ、長くはもちません。
それにしても石仏にこそ、庶民一般の仏像への美意識が如実にあらわれているともいえるのではないでしょうか。散歩の道すがら、きれいな石仏に出会った時のよろこびはひとしおです。晩秋の晴れ間、お近くの坂道への探検、なにか発見できそうですよ。


  成就院墓地で

ニッポン : 2008年11月19日(Wed) 16:14

日本的な・・・7 鎌倉の色



その色彩は、幻惑させ、ときめかせ、次元を超えた感性を刺激してやまないのです。
こういった刺激は、こころの奥底にじっとその日を待ちわびている深海魚のようにのったりと動き始め、過去のまばゆい経験がきらめくように脳の中のシノプスをちくちくと発動させ、小さな爆発を繰り返しながら、脳の中の全天体を焼き焦がすように真っ白に発熱させていくのです。
気がつけば、茫然自失鎌倉の山中にさまよっているのでした。
鎌倉の秋来週一週間が見頃です。
上は鶴岡八幡宮、下は源氏山公園。昨年の撮影です。



次のような問い合わせが舞い込みました。
>諜と牒を取り違えてますね。下のホームページをよくご覧になってください。
>元寇長門襲来説
了解です。ご教示感謝します。
近日中に映像設計シアター「朝青龍に寄せて〜杜世忠のはなし〜」は削除します。後日改稿原稿をのせたいと思います。過去にこの原稿を読んだ方のために、過ちを謝すとともに指摘された誤記を確認できるよう、しばらく掲載します。

ニッポン : 2008年11月18日(Tue) 15:54

日本的な・・・・6 鎌倉の色

鎌倉もいよいよ色づきはじめています。
ここには、日本の中世文化の波に洗われた鎌倉の色、ひいては日本の色彩というものがあります。民族によって微妙にその色彩から受ける印象が違うように思います。赤色などはまさしくそれを如実に示しているのではないでしょうか。日本の赤は、秋の紅葉にこそあるように思えます。だって、見ていて見飽きないもの。写真は昨年12月初旬撮影のもの。


円覚寺から北鎌倉


鎌倉 源氏山公園で

ニッポン : 2008年11月17日(Mon) 22:10

日本的な・・・・5 新宿夜

新宿の夜景。
前回、見下ろした新宿パークタワー方向を新宿駅南口から見たものです。昭和から平静に向かって最もダイナミックに変容したのがこの地域かもしれません。変化を象徴するのはなんといっても東京都庁でしょう。正面黒々とそびえるビルが都庁ビルです。



南口デッキの写真です。右手前方のとんがりビルがNTTビルです。

ニッポン : 2008年11月16日(Sun) 17:41

日本的な・・・ 4 新宿

新宿駅西口高層ビル(新宿パークタワービル、元の東京ガスビル)から甲州街道新宿駅南口方面を見下ろしたものです。ここ10年をとってもすさまじい変容をとげつつあるのがこの新宿甲州街道でしょう。そして、写真をながめながらつくづく思うのは、どう見ても、ヨーロッパの都市でもないし、香港、シンガポールでもない、やはり日本なのだ、ということなのです。小さなビルがひしめき、まるで都市計画の統一性もない無秩序さ、狭い道、ひしめく車、その是非はともかく、その総体が示すものは、日本的、あまりにも日本的といえないでしょうか。



代々木駅方向を見たものです。写真右手のこんもりした森が明治神宮です。左手エンピツの頭のようなビルがNTTビル。ビルの背後に見える森が新宿御苑、森は右手の神宮外苑につながります。神宮外苑には国立競技場が見えます。写真を拡大すると(カッソールを写真に添えってクイックすると拡大します。もう一度クイックすると更に拡大します)はるかかなたに東京タワーがかろうじて見て取れます。でも、横にある六本木ヒルズに隠れてしまいそうです。

ニッポン : 2008年11月15日(Sat) 19:18
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